いくら? (有) アサト商会
ディアボロはテレビ番組の影響で 『中国ゴマ』 という名で知られているけど、
ヨーロッパ各国〔英・仏・独・伊・西(スペイン)・蘭(オランダ)・葡(ポルトガル)etc〕では
『ディアボロ』 と言って、広く子供が遊んでいるものなんだよ。 また、日本でも千年以上前
から輪鼓(りゅうご)と言ってあったんだって。辞書の広辞苑で見てごらん。
ジャグラー(大道芸人)の芸としては以前から知られていたけど、十年ほど前から一般に遊ばれるようになったんだよ。やさしいワザ、むずかしいワザ、沢山あってオクの深い遊びだよ。
年齢など関係なく だれでも遊べる遊びだよ。
家の中でのゲーム遊びはほどほどにして、外へ出て遊ぼう!!
ゲーム遊びは、一日一時間まで! それ以上遊ぶと、目は悪くなるし、キレやすくなるし、
アンポンタンになるという話だよ。〔雑誌:プレジデント・15.1.13号、新聞:中日新聞/東京新聞など18.5.19夕刊、ほか〕
右利きの人用の説明をするね。左利きの人は左右を逆にやってね。
@ コマをからだの右前の地面に置き(写真−1)、コロコロっと左へころがして
からだの正面で、そっと持ち上げるんだよ。
A 持ち上げたらすぐ2本の棒の先をそろえて、右手だけ15cm位の幅(振幅)で、
早く元気よく上下に動かすんだよ。 今聞こえている歌のテンポか、もう少し早いテンポ
(メトロノームで4分音符=100〜110)でリズムよくね! 歌はね、「むすんでひらいて」
「どんぐりころころ」「はとぽっぽ」とか同じくらいのテンポなら何でもいいよ。
左手の棒は、地面に平行にして動かしてはダメ!
棒の先をそろえることが、ひじょうに大切!!(写真−2)
そろえてないと、コマがかたむいていくよ。
B コマがかたむいた時になおす方法(写真−3)
右手の上下運動を続けながら、コマの高くなっている方へ、右手の棒を
20cmから25cm(中サイズのコマは10cm)位近ずけると、5秒位でなおるよ。
別の言い方をすると、「右手のヒモで高くなっているオワンを押さえる」かな?
かたむきがなおったらすぐ左右の棒の先をそろえるんだよ。
そうしないと、反対側が高くなってまたなおさなければいけないことになるよ。
C コマと足の方向をいっしょにしようね。
長くコマをまわしていると、コマの向きが、回転して変わっていくことがあるんだよ。
そのときは、キミが動いてコマの方向と足の方向(からだの方向)をあわせよう。
コマとからだの向きは、コマをまわしはじめた時といっしょ、いつもいっしょだよ。
このコマまわしが遊びの基本だから、しっかり練習しようね。
上手になるまでは、コマを投げ上げたり、乱暴な遊び方をしてはいけないよ。
家の中では、ぜったいダメだよ。
ほおり上げキャッチの練習は地面が芝生・砂場のようなやわらかい方がコマのためにいいよ。
コマが上手に、早くまわっていたら、 さあー! ワザに入って行こう!
@ ほーり上げてキャッチ!
ほーり上げる前に,2本の棒をそろえて一度止めてから(写真ー2)、
すぐ両手で持ち上げ、両手をま横にひろげるんだよ。初めは3m位上げればいいね。
投げ上げたら、ヒモをピ−ンと張って、右手を高く上げて、右の棒のすぐ近くで
落ちてくるコマをキャッチしよう。
コマがヒモに落ちてきたら、すぐコマをヒモではさむようにして、
ほーり上げる前の姿勢にもどろう。
3回続けてキャッチできたら免許皆伝!! だんだん高くほーり上げてみよう。
もう一人、だれかうまく出来るようになったら、2人で3〜4mはなれて
キャッチゴマをやってみよう!斜め横へ相手の取りやすいように投げ上げるんだよ。
@ー2 トランポリン 最初にほーり上げたコマを、両手の握りこぶしを肩より高くして
ピーント張ったヒモの中央で受け、タイミング良くヒモを左右にピンと張る、これを繰り返す。
最初は低く、うまくいけばダンダン高く、少し離れた所で見ている人が「すごい!」、と。
A クルっとまわしてチビッ子 ビックリ!
コマをまわしているとき、2本の棒の先端が時計の中心とするとほぼ6時半と言えるよね。
さあワザをはじめよう!
6時半を、二本の棒の先を中心に、右手を90゜開いて6時15分の形にしよう。
続けてすぐ左手の棒の20cm位下にコマがくるまで右手を持ち上げて(写真−4)
長くなった右のヒモを左の棒にかけ(写真−5)、続けてヒモをコマのミゾにかけたら
右手の役目はおしまい、コマの右横でストップ。最後は左手を時計の針の反対まわりに
クルっとまわしてコマを上から左へほおり出そう!
コマのとどかないところにチビッ子に立ってもらって、ほおり出すと初めは
ビックリ、
あとは大喜び!! また、やって、とせがまれるよ。
B 当てて,まわして、のせて、戻す!
まず、右の棒を 30cm 下げて準備完了(写真−6)、すぐワザに入ろう!
右の棒を左のヒモに当てて、当てた所を回転の中心にして
コマを時計の針の反対方向にまわして、ヒモの上にのせて(写真−7)、すぐに戻す!
当てて,まわして、のせて、戻す、をあわてずにリズミカルに、同じピッチでやるんだよ。
右側が出来たら左側も! 両方出来たら、右から左へ連続でやってみよう!
右からの《戻す》を、少し勢いをつけて左の《まわして》に!
これが出来たら――Aと、Bの右左を連続で! Aの《ほおり出す》のを、
Bの右の《まわして》につなぐんだよ!
C 美容と健康、そして老化防止にいいワザ!
2本の棒を50センチくらい開いて、その間に右足を浮かして入れ(写真−8)、
左手だけを動かして、コマを左から右のヒモへほおってみよう(写真−9)。
できたら続けて、続けて! 時計の針と同じ方向でクルクル、クルクルまわるよ。
最初はできなくても根気よく練習しよう。
@、A、Bに比べて、体が覚えるのに時間がかかるワザだよ。
足を変えてもやってみよう。 このワザは、お母さん・お姉さんには
美容と健康にいいし、おじいちゃん・おばあちゃんには老化防止(失礼!)
にいいと思うからおうちの人全員、楽しくね。 だれが一番回数多くできるかな?
D Cの足のかわりに腕を!
Cの、右足の替りに、右腕を2本の棒の間に入れて、Cと同じようにやってみよう!
Cに比べて、数倍むずかしいよ。 挑戦! 挑戦!!
E 最後にこのワザ・・・フィニッシュワザ!! (お待たせしました!)
いろいろのワザをやったおしまいに、このワザをすると、見ている人から拍手あり、
ほかに「うわー」とか「すごい」とか「やるじゃない」などの声が聞こえてくるよ。
このフィニッシュワザにはいる前に@ー2のトランポリンをしてはいっていくといいかも・・・。
a まず、ほーリ上げてキャッチ!
@と同じようにほーリ上げて、そのあと右腕を左腕の上に交差させて、右腕を高くして
コマをキャッチ!キャッチする場所は、@と同様右手に持っている棒のすぐ横だよ。
b 棒とヒモであやとり!
キャッチした後、腕の交差を戻しながら、握りこぶしは胸の高さくらいで、
右の長いヒモを、左にぎりこぶし近くの棒にかけ、左の棒とV型のヒモの三角形の中に
右の棒を入れ、2本の棒を平行にして、ヒモのX型ができるようにしよう。あやとりの
はしごの一部分の形かな。
c コマを50cmほど ほーリ上げてキャッチ!
X型のヒモがコマをほーリ上げる邪魔にならないように平行な2本の棒を
自分のからだの方へ傾けてからほーり上げ、X型のヒモでキャッチ!
d フィニッシュ! 150cmほど ほーリ上げてキャッチ!
c でキャッチした形で、c の3倍ほど最後のほーり上げ、落ちて来るまでに、
2本の棒で、右手でV型をつくる(人差し指を2本の棒の間に入れるとV型が
作りやすい)、
そして右手を高くしてコマをキャッチ! この時、左手を腰に当てるとか、
右足を一歩前に出すなど、余裕があればどうぞ! 大受けすること間違いなし!
文章にすると長いけど、ワザの時間はホンの数秒、よく読んでマスターしよう!!
遊び方の DVD (動画)もあるよ。コマの回し方から、超ウルトラCの大技までいっぱい!!
値段は2,400円とバージョンアップの2,940円の2種類(税込み、送料別)。
欲しかったら取りよせて送ってあげるよ。